笹川平和財団のウェブサイトの「W20活動レポート」に、W20日本デリゲート遠藤理沙(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局次長 )のレポートが掲載されました。
【W20活動レポート】第五回:W20サミット参加報告 -コミュニケ発表、ジェンダーと気候変動の交差性
https://www.spf.org/gender/news/20230814.html
(以下、笹川平和財団ウェブサイトより引用)
6月15-16日に、インド南部マハーバリプラムにてW20サミットが開催され、日本からは5名のW20デリゲートが現地参加した。2023年W20インドは「女性主導の開発(Women Led Development)」を掲げ、5つの主要テーマごとにタスクフォースに分かれて、G20政府に提出するコミュニケ(共同宣言)の作成を進めてきた。
近年、W20は気候変動を主要テーマの一つに据え、G20政府に提言を行ってきた。気候変動とジェンダーの分野で活動している筆者(遠藤理紗)も、W20日本のデリゲートの一人として、年初から気候変動タスクフォースでコミュニケの作成に参画している。本稿では、筆者も参加したW20インドサミットの様子と、特に近年注目されているジェンダーと気候変動の交差する領域での課題と取り組み、そしてそれらがどのようにW20コミュニケに反映されているのかをご紹介したい。